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Channel: へべれけ登山隊のブログ
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大潮

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台風一過。
たいてい、台風が通り過ぎた直後ってえのは色々と仕事が増えちゃって土曜も日曜も無くなっちゃう事が多いのだが、今回の肩すかしのような台風。風も吹かなけりゃ雨も降らなかった・・・
そんなわけで、なんの予定も組めなかった週末が急に休みになってしまった。
さて、どうしようかと考えたのだが、潮見表を見てみると、なんと、大潮ではないか!
これならド素人の俺でも少しは釣れるかも?と思い、急遽大洗の昭栄丸という一つテンヤ船に乗り込むことにした。
狙いはもちろんマダイ。
前回はマダイは0匹。外道にアイナメとハナダイ、ホウボウを各1匹づつという散々な結果だったので、やる気満々で乗り込んだわけなのだが、結果はというと、なんと爆釣だった。あまりにも良く釣れたので、写真は下の一枚だけしか撮らなかった。
 
イメージ 1
 
ふつう、一つテンヤでは冷凍エビをエサにするのだが、今回乗り込んだ昭栄丸は生きたエビが支給されるのだ。しかもけっこうでっかいエビ。
 
天気は薄曇り。海はべた凪。風は無し。しかも大潮。絶好の釣り日和だった。
 
ポイント到着後「ハイやって良いよ~。棚は15mから18m~」と船長のアナウンス。
エビの尻尾を噛みち切り3号のテンヤに刺す。
10mまではフリーフォール。そこから下はゆっくり探りながら落としていくと、不自然にラインが弛んだ。一等目から超微妙なアタリをとらえることができた。んで、思いっきりバカアワセをくれてやると、ガツン!
がっちり針掛かりした感じ。すぐにゴンゴンゴンという強い引き込み。
1kgちょうどに合せたドラグがツツーっと出て行くが、それほど大物じゃない感じ。強引にリールを巻き上げると、上がってきたのは1キロほどのハナダイだった。本命の真鯛ではなかったが嬉しい一匹だった。
 
前回も書いたが、一つテンヤ釣りは本当に面白い。小っちゃいおもりで、渓流のヤマメのような小っちゃいアタリを感じながら、馬鹿みたいな大アワセで掛ける。その後の刺激的なやり取りはまさに魚の大様って感じで、実にスリリングなのだ。
 
その後も順調に釣果は伸びて行って、最終的には36匹だった。
クーラーが満タンになったのも初めて。
マダイ1割、ハナダイ9割。サイズは25㎝から38㎝。期待の超大物は無しという結果だったが、漸く海で良い釣りができた。
ちなみに料理しちゃうとマダイとハナダイの違いは判らない。どっちも超美味しいのだ。
 
俺の家族だけでは、とても食いきれない量が釣れたので、帰宅後、近所と友人知人におすそ分けで配って歩いたのだが、やはりタイという魚は高級ブランドらしく、もらった人の反応が一味違っていて、みんな大喜びで貰ってくれた。
どの家もイワシとかアジとかをおすそ分けした時と明らかに喜び方が違うのだ。
うちの家内も、メバルとかアジの時は「生臭い~」なんて言ってたのに、今回は嬉しそうに笑いながらマダイのカルパッチョなど作っていた・・・・
 
やはり、どうせ釣るならタイとかヒラメとかの高級魚だな。船代も同じだし・・・・
 
<一つテンヤ愛好者へ昭栄丸の情報>
昭栄丸の船長はタイへのこだわりが強いらしく、タイのポイント以外は流さない。なので、外道のヒラメ、ソイ、アイナメなどは誰も釣れていない。
ネットのHPなどで積極的に船のアピールをしていないが大人気を維持できる実力船のようだ。今回も満員だった。
棚は底ベタよりも中層の鯛を狙う事が多く、テンヤは3号と4号しか使わなかった。
水深40mでも20m前後を釣らせる事が多かった。
中乗りはいなかった。
釣り座は早いもの勝ちなので、集合時間ギリギリだと選択の自由は無い。
エサは良いサイズの生きエビ。今回は40匹近く貰った。
無くなると死んだエビが支給される。(明らかに釣果は落ちる。)
氷は下船後の配給なので、これからの時期は氷持参が良いかも。
 
 

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